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新生児の抱っこの仕方・首の支え方と注意点|認定ベビーウエアリングコンシェルジュが解説

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赤ちゃんが生まれて初めてお家にやってくる新生児期(生後0〜1ヶ月)。

小さくて柔らかい我が子を抱きしめる毎日は大きな感動に包まれる一方で、「首がグラグラしていてどう抱っこしたらいいのか怖い」「この抱き方で本当に苦しくないかな?」と、緊張と不安でいっぱいになっていませんか?

赤ちゃんの身体は骨格も筋肉もまだ非常に未熟であり、特に首や背骨周りは大人がしっかりと支えてあげる必要があります。

この記事では、助産師としての20年以上の臨床経験をもとに、首すわり前の新生児を安全に抱っこするための基本姿勢、首・頭の保持のコツ、そして抱き上げ・寝かせ方の手順を詳しく解説します。

この記事を書いた人
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サニー助産院
院長助産師 岡田まどか

助産師歴20年。産前・産後ケアの経験を活かし、抱っことおんぶの専門家(認定ベビーウェアリングコンシェルジュ)として、身体への負担を和らげる安全な抱き方をお伝えします。

目次

新生児期(生後0〜1ヶ月)の抱っこにおける基本原則

生まれたばかりの新生児の頭は、体重全体の約3割を占めるほど大きく重い一方で、首を支える筋力はほとんど発達していません。

そのため、新生児期の抱っこでは「いかに頭と首の重さを大人が完全に受け止めるか」が最大のポイントとなります。

背中の「Cカーブ」と生理的姿勢を守る

お母さんのお腹の中にいたとき、赤ちゃんは背中を丸めた自然な丸み(Cカーブ)を保っていました。

生後間もない赤ちゃんの背骨も、まっすぐではなくゆるやかなC字のカーブを描いています。

抱っこするときに、この背中の丸みを崩してまっすぐ伸ばしてしまうと、赤ちゃんの呼吸が浅くなったり、身体に緊張を与えたりしてしまいます。

背中からお尻にかけて優しく丸みを支え、股関節を自然に開いた「M字開脚(カエル足)」の状態をキープすることが、すべての基本姿勢となります。

首すわり前の首の支え方と頭の保持のコツ

不安定な新生児の頸部(首まわり)を安全にサポートするためには、手の添え方や力加減にいくつかのコツがあります。

  • 手のひら全体で首と頭の後ろを優しく包み込む 親指と他の指で首を強く掴むのではなく、手のひら全体を広げて、後頭部から首の付け根にかけて面で支えるようにします。
  • 赤ちゃんの身体を自分の胸や腕にぴったり密着させる 赤ちゃんが大人から離れてグラグラしてしまうのが、首や背中に負担がかかる一番の原因です。お互いの胸と腹部を隙間なく密着させ、一体感を持たせましょう。
  • 片手だけで頭を浮かせない 抱き上げたり下ろしたりする際は、必ず両手(片手で頭・首、もう片手でお尻・背中)を使い、体重のバランスを均等に分散させます。

赤ちゃんの正しい抱き方や首すわり前の基本姿勢については、このページでも解説しています。

不安にさせない!新生児の抱き上げ方・持ち上げ方の手順

ふとんやベッドに寝ている赤ちゃんを抱き上げるとき、急に体を持ち上げたり腕を引っ張ったりすると、赤ちゃんは不安を感じて「モロー反射(両手をビクッと広げる反射)」を起こしたり、体を反らせて泣いてしまったりします。

赤ちゃんの安心感を守りながら優しく抱き上げるためのステップを見ていきましょう。

  1. 赤ちゃんの身体にそっと手を添える
    まずは赤ちゃんの頭の下に片手を差し入れ、もう片方の手をお尻の下に回します。
    このとき、急に動かさず、優しく声をかけながら触れることが大切です。
  2. 赤ちゃんの体を小さくまとめる(丸みを作る
    両手で赤ちゃんの身体を優しく包み込み、お腹側に少し丸めるようにして手足を中央に寄せます。
  3. 自分の身体に引き寄せてから持ち上げる
    ベッドから真上に引き上げるのではなく、一度赤ちゃんの体を自分の胸や腕に引き寄せ、密着させてからゆっくりと持ち上げます。

この「丸めてから引き寄せる」手順を踏むことで、反り返りやモロー反射を防ぎ、赤ちゃんを驚かせずに抱き上げることができます。

布団やベッドへの「寝かせ方」のコツ

抱っこですやすや眠ってくれた赤ちゃんを、布団やベッドに下ろした瞬間に「ギャー!」と起きてしまう……これは多くのママ・パパが直面するお悩みです。

寝かせるときも、抱き上げるときと同様に「赤ちゃんの丸い姿勢を崩さない」ことが成功のカギとなります。

  • 頭を最後に離す
    布団に下ろすときは、まずお尻や背中を先にそっと布団につけ、最後に頭と首を支えていた手をゆっくりと引き抜きます。頭がカクンと後ろに倒れてしまうと、赤ちゃんが驚いて起きてしまいます。
  • 横向きの姿勢からゆっくり仰向けへ
    いきなり仰向けにドスンと下ろすのではなく、一度横向きの状態で布団に寝かせ、そこから身体を優しく仰向けに戻してあげると、背中のスイッチが入りにくくなります。

片手抱っこの注意点と安全な保持姿勢

家事の途中や、ちょっとした荷物の持ち替え時に、ついつい「片手」で赤ちゃんをヒョイと抱っこしたくなる場面もあるかもしれません。

しかし、首すわり前の新生児期における片手抱っこは、赤ちゃんの身体を保持しきれず、非常に危険です。

また、大人の側にとっても、骨盤や背骨に不自然なねじれが生じ、激しい腰痛や肩こりを引き起こす原因になります。

やむを得ず片手で支える必要がある場合でも、必ずもう片方の手を添えるか、すぐに両手でホールドできる体勢を心がけましょう。基本は「両手、または身体全体での密着保持」が鉄則です。

月齢進行(生後1〜2ヶ月)に向けた発達のステップ

生後1ヶ月を過ぎて生後2ヶ月へと近づくにつれて、赤ちゃんの筋肉や体幹は少しずつしっかりしてきます。

日々の授乳やスキンシップの中で、手足を活発に動かしたり、あやすと笑顔を見せてくれたりと、表現も豊かになっていきます。

月齢ごとの体重増加や首のすわり具合のサイン(うつ伏せで少し顔を上げる、縦抱きしたときに自分で頭をコントロールしようとする等)を観察しながら、抱っこの仕方も柔軟に微調整していきましょう。

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まとめ:困ったときのサニー助産院へのご相談

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新生児期の抱っこは、最初のうち戸惑うことも多いですが、赤ちゃんの身体の仕組みと「Cカーブ・M字」の基本原則を知ることで、ぐっと安心で心地よいものに変わります。

「うちの抱っこの仕方で合っているかな?」「赤ちゃんの首の支え方に自信がない……」とお悩みのときは、どうぞ一人で抱え込まずに私たちを頼ってください。

栃木県小山市にあるサニー助産院では、助産師歴20年以上の院長・岡田まどかが、赤ちゃんの抱っこや授乳姿勢、日々の育児の疑問に丁寧に向き合います。

来院によるご相談のほか、ご自宅への訪問ケアや産後ドゥーラとしてのサポートも行っておりますので、いつでもお気軽にLINEからご相談ください。

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