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【実例紹介(感想あり)】母乳相談:搾乳をやめて直接母乳で育てたい(栃木県・茨城県)

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こんにちは、サニー助産院院長の岡田まどかです。先日に来院された母乳相談(母乳外来)の内容をご紹介します。

今回の産後ママのご相談・お悩みは、次の3つです。

ママ

①直接授乳が難しいので、コツを教えて欲しい

②授乳の練習を一緒にしてほしい

③混合栄養(母乳とミルクをあげること)をしていて、今後の進め方を相談したい。

直接授乳がうまくいかずに、搾乳とミルクを繰り返している状況です。

「直接授乳をしたいけどうまくいかない」

「ミルクで育てるべきなのか・・・」と、悩んでいる瀬戸際でした。

そんななか、ご相談をいただいてご来院いただくことになりました。

今回の赤ちゃんは生後1ヶ月未満の新生児です。

それでは、母乳ケアの実例をご紹介します。

母乳相談の1週間後に、ご利用者さまから御礼のメッセージをいただきました。
御礼メッセージを見る

目次

母乳ケアの内容

①授乳状況の確認

まずは産後ママの授乳状況の確認をしました。

まずは左のおっぱいからです。

赤ちゃんがうまく吸えていないのがわかったので、保護器を使って授乳を試しました。

保護器とは

保護器とは、赤ちゃんが母乳をうまく吸えるようにするための器具です。

サニー助産院では、哺乳瓶の乳首(この場合は「ニュウシュ」と呼びます)を保護器として使っています。

保護器の使い方は、保護器をママのおっぱいに付けて赤ちゃんに母乳を吸わせます。

保護器を使った結果、赤ちゃんがうまく母乳が吸えていることがわかりました。

次に、右側のおっぱいで授乳した結果、赤ちゃんは上手におっぱいを吸えていました。

今度は、保護器なして左側のおっぱいで授乳しようとした結果、赤ちゃんが嫌がって吸わなかった。

今回の産後ママの場合は、左側のおっぱいの授乳がうまくいっていないとわかりました。

乳房マッサージをして、母乳が出やすい状態にします。

②乳房マッサージ

左側のおっぱいが授乳しづらいとわかりましたので、左側の乳房マッサージをしました。

  • 乳首を伸ばすマッサージ
  • 母乳の分泌(ぶんぴつ)量を増やすためのマッサージ

マッサージの後に左側のおっぱいで授乳した結果、おっぱいを吸いはじめました。

右側のおっぱいも同じマッサージをおこない、赤ちゃんがおっぱいを吸いやすい状況を作りました。

③体重測定

赤ちゃんの体重測定をして、日増計算をします。

日増計算をすれば、月齢と比べて適正な体重かどうかを判断したり、母乳やミルクの量の判断をしたりすることができます。

日増計算とは?

日増(にちぞう)計算とは、赤ちゃんの成長具合を体重で評価することです。

日増計算でわかることは、2つです。

  • 体重が標準とおりに増えているかどうかの判断
  • 哺乳量(母乳やミルクの量)が足りている・多すぎるの判断

サニー助産院の体重計は医療用で、g単位で体重測定ができます。

赤ちゃんの体重と日増計算の結果を比較すれば、感覚に頼らずに母乳量やミルク量の調整ができるようになります。

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日増計算の結果、体重には問題ない結果でした。

直接授乳だけで赤ちゃんの栄養は足りているようでしたので、ミルクを足さなくても良いと判断しました。

④母乳育児専用ハーブティー

今回の産後ママにも母乳育児専用ハーブティーを召し上がっていただきました。

サニー助産院では、産後のママに休んでいただけるように、ハーブティーやデカフェなどの飲み物を多数ご用意しています。(飲み放題、無料)

カフェのような空間をご提供できるように努めています。

⑤保護器の貸し出し

今回使った保護器をお貸ししました。

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ママには今後も直接授乳に挑戦いただきますが、うまくいかないこともあります。

直接授乳でうまくいかなかったときは保護器を使ってもらいます。

できるだけミルクに頼らずに、授乳できるようになればと思います。

今後の方針

今後は搾乳をやめて、できる限り直接授乳するようにします。足りないときだけはミルクをあげるという流れになります。

今回ご来院いただいて、保護器やマッサージを使ったことで直接授乳ができることがわかりました。

赤ちゃんがおっぱいを欲しがったときは、できる限り授乳をして嫌がったときだけミルクを足すようにしてもらいます。

1週間程度の様子を見て、母乳ケアが必要なときはあらためてご連絡いただくことになりました。

サニー助産院では、LINEでいつでもご相談いただけますのでご安心ください。

御礼のメッセージをいただきました

母乳ケアの後、御礼のメッセージをいただきました。

お役に立てて本当に嬉しいです。

困ったときは、いつでもLINEでご相談ください。

サニー助産院を選んだ理由

WEB検索でサニー助産院を見つけていただきました。

本当にありがとうございます。

とにかく早く母乳相談をしたくて探していたところ、サニー助産院を見つけていただきました。

母乳相談(母乳外来)の費用と訪問エリア

母乳相談(母乳外来)の費用

今回の母乳相談(母乳外来)の費用です。

  • 初診料:5,000円(訪問の場合は6,000円)
  • 交通費:訪問エリアによって、交通費が発生します。

お支払い方法は、当日お支払い(現金やクレジットカード、QRコード決済等)となります。金額は全て税込みです。

母乳相談(母乳外来)の訪問エリア

サニー助産院の母乳相談(母乳外来)は、ご来院と訪問の両方が可能です。

訪問エリアは、栃木県・茨城県・埼玉県です。

栃木県
小山市、栃木市、宇都宮市、足利市、佐野市、鹿沼市、
下野市、上三川町(河内郡)、壬生町(下都賀郡)、野木町(下都賀郡)、その他栃木県地域

茨城県
結城市、筑西市、桜川市、下妻市、古河市、境町、五霞町、八千代町、その他茨城県地域

埼玉県
幸手市、加須市、久喜市、杉戸町、宮代町、春日部市、その他埼玉県地域

※ケアメニューの内容によって異なります

助産師がお答えします

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事例紹介

母乳相談(母乳外来)のご利用やご質問をいただいた方の事例・事例をご紹介します。

母乳相談(母乳外来)のよくあるご質問

母乳相談(母乳外来)のよくあるご質問をまとめました。

母乳外来はいつから行けますか?

出産直後から受診可能です。
退院前からご予約される方もいらっしゃいます。

当日予約は可能ですか?

はい。予約が空いていれば、当日の母乳外来(訪問)も可能です。

初回はどれくらい時間がかかりますか?

1時間程度の場合が多いです。
母乳育児以外の内容もご遠慮なくご相談ください。

訪問でも受けられますか?

はい。サニー助産院では、来院だけでなくご自宅への訪問相談にも対応しています。

保険証は必要ですか?

助産院での母乳外来は自由診療のため、保険証の提示は不要です。

このほか、サニー助産院でできる産後ケアの質問集を作っています。
ぜひご覧ください。

母乳相談を依頼するタイミング

「授乳がうまくできない」と感じたら、すぐに産婦人科や助産院にご相談することをおすすめします。

赤ちゃんが授乳を嫌がり出したら、対処が早ければ早いほどご希望の結果になる可能性が高まります。逆に、時間が立ってしまうと母乳育児が難しくなる可能性が高くなります。

岡田まどか(サニー助産院院長)は、12年間の助産師経験を経て産後ケアや産後ドゥーラで産前産後のママをサポートしています。

サニー助産院の院長のほかに、市役所のこども家庭センター(ママの相談を受けたり母子手帳を渡したりしている)の職員としても働いています。

母乳育児や産後でお悩みのことがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

ひとりで悩んで疲れる前に

サニー助産院院長 岡田まどか
サニー助産院
院長助産師 岡田まどか

NPOサニーベイビーズ
理事長

〜資格〜
助産師/看護師/保健師/産後ドゥーラ/離乳食アドバイザー/食品衛生責任者 等

こんにちは、サニー助産院(栃木小山院)院長の岡田まどかです。

助産師歴20年。臨床助産師や母子保健コーディネーターとして、ママと赤ちゃんをサポートしてきました。

今は産後ケアや母乳ケア、産後ドゥーラでお手伝いしています。

2025年6月より、NPOサニーベイビーズの理事長を務めております。

☀️趣味:家庭菜園・旅行・食べ歩き 季節ごとに無農薬野菜を育てており、助産院のご飯にも使っています。

お気軽にご相談ください

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