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【実例紹介】母乳相談:乳首をかまれて痛い(栃木県・茨城県)

こんにちは、サニー助産院院長の岡田まどかです。母乳相談の事例をご紹介します。
今回の産後ママのご相談・お悩みは、次の2つです。

①赤ちゃんの歯が生えてきて、授乳時に乳首を噛んでくる。
②噛まれると痛みがあり、血が出ることもある。
対処法を知りたい。
今回の赤ちゃんの月齢は、9ヶ月です。
離乳食(3回食)を食べつつ、授乳されている状況です。
ご相談いただいた方法は、オンライン相談(今回はLINEビデオ)でした。
サニー助産院の母乳相談は、来院・訪問・オンライン(LINEビデオやZOOM等)でご相談いただけます。
それでは、今回の実例をご紹介します。
アドバイス内容
①歯固め(はがため)を用意する
赤ちゃんに歯固め(はがため)を普段から持たせておく。
赤ちゃんが噛む理由は、歯がかゆいこと、歯で遊びたいことなどがあります。
歯固め(はがため)を用意すれば、赤ちゃんが歯固めを噛むようになります。まずはこの方法で対処して様子を見ます。
歯固めは、お店やWEBサイトで購入できます。価格は数百円から数千円ですので、お好きなものをお選びください。
②授乳回数を減らす
授乳回数を減らすことにしました。
授乳回数は1日に5回から6回で、おっぱいをすぐに欲しがる赤ちゃんでした。
授乳回数を減らす理由は、赤ちゃんがおっぱいを欲しくないときに授乳してしまうと、やることがないからです。
欲しくないのに赤ちゃんがおっぱいを口にくわえると、噛む以外にやることがなくなります。
おっぱいはいらない→口に入る→やることがない→噛むの流れになってしまいます。
授乳回数自体を減らせば、おっぱいを噛む回数も減ると考えました。
原因
赤ちゃんの生活リズムです。
赤ちゃんが泣いたら、すぐにミルクをあげていました。
ミルクが欲しくないときにも赤ちゃんは泣きます。
離乳食(3回食)がはじまっているのに、赤ちゃんが泣いたらすぐに飲ませるを繰り返していたので、ダラダラとした生活になってしまいました。
赤ちゃんは離乳食を食べているので、まずは授乳回数を減らします。
結果(2週間後)
オンライン相談から2週間後に、ご連絡をいただきました。
- 「乳首を噛なくなった」
- 「授乳回数が1日5回から、2回に減った」
- 「夜はときどき起きるが、1回になった(以前は2回)」
- 「ストレスフリー」
お役に立ててよかったです。ご連絡をいただきありがとうございます。
赤ちゃんの月齢や生活リズム、ママの育児方針や状況によってアドバイスの内容が変わります。
育児で悩んだら、お話を聞きます。まずはご相談ください。
母乳相談(母乳外来)の費用と訪問エリア
母乳相談(母乳外来)の費用
今回の母乳相談(母乳外来)の費用です。
- 初診料:5,000円(訪問の場合は6,000円)
- 交通費:訪問エリアによって、交通費が発生します。
お支払い方法は、当日お支払い(現金やクレジットカード、QRコード決済等)となります。金額は全て税込みです。
母乳相談(母乳外来)の訪問エリア
サニー助産院の母乳相談(母乳外来)は、ご来院と訪問の両方が可能です。
訪問エリアは、栃木県・茨城県・埼玉県です。
栃木県
小山市、栃木市、宇都宮市、足利市、佐野市、鹿沼市、
下野市、上三川町(河内郡)、壬生町(下都賀郡)、野木町(下都賀郡)、その他栃木県地域
茨城県
結城市、筑西市、桜川市、下妻市、古河市、境町、五霞町、八千代町、その他茨城県地域
埼玉県
幸手市、加須市、久喜市、杉戸町、宮代町、春日部市、その他埼玉県地域
※ケアメニューの内容によって異なります
サニー助産院のケアメニューを確認
事例紹介
母乳相談(母乳外来)のご利用やご質問をいただいた方の事例・事例をご紹介します。
母乳相談(母乳外来)のよくあるご質問
母乳相談(母乳外来)のよくあるご質問をまとめました。
このほか、サニー助産院でできる産後ケアの質問集を作っています。
ぜひご覧ください。
母乳相談を依頼するタイミング
母乳ケアは、産後のママの状況や赤ちゃんの状況によって、アドバイスする内容が変わってきます。
お会いして状況が確認できれば、解決策を一緒に考えることができます。
母乳育児で悩んだら、まずはかかりつけの産婦人科や助産院にご相談ください。
母乳ケアは、対処が早ければ早いほど解決できる可能性が高くなります。
いつでもご相談をお待ちしております。
ひとりで悩んで疲れる前に