【実例】母乳相談のご依頼があったのでケア内容や費用やご紹介します
先日、母乳相談のご依頼をいただきましたので、ケア内容や費用などをご紹介します。
ご来院時には乳腺炎を引き起こしており、病院に行くかどうか判断に迷う状態でした。結果的には、マッサージのみで回復したので良かったです。
私は12年間の助産師経験を経て、産後ケアや産後ドゥーラで産前産後のママをサポートしています。
現在は、サニー助産院の院長のほかに、市役所のこども家庭センター(母子手帳を渡したり赤ちゃんの体重測定などをします)の職員としても働いています。
ご依頼さまの状況や目的
土曜日から胸に痛みや硬い感じなどの違和感を感じていた。
土曜日と日曜日を過ごして、だんだんと悪化していく。
月曜日の朝には耐えられないくらいの胸の痛みを感じて、お問い合わせいただく。
ご来院いただいたときには、手で触れるだけでも痛い状態になっており、発赤(ほっせき。赤く腫れること)や熱を持った状態であった。
ケア内容
ケア内容
手で触れるだけでも痛いと感じる状態で、乳腺炎を起こしていました。
乳腺が炎症を起こしている状態で、発赤(ほっ席)や患部が熱を持った状態でした。
乳腺炎の状態のイメージは、指先にバイ菌が入って痛みや赤みや熱を帯びているのと同じ状態です。
マッサージをして母乳を絞り出す必要があると判断しました。
ご依頼者さまには痛い思いをさせてしまいましたが、これ以上の炎症を止めるためにもマッサージをおこなって母乳を出しました。
今できることはここまでのため、施術を終了としました。
サニー助産院(来院)では、母乳育児専用ハーブティーをご用意しております。フリードリンクなので、ご来院の際はぜひお召し上がりください。
今後の対応
様子を1日見てもらい、ご依頼者さまと連絡を取り合うことになりました。
その時の状況で、マッサージだけで今後も進めるか、産婦人科を受診するのかを判断します。
翌日にご連絡があり、体調は落ち着いたそうです。授乳は再開しているとのことでした。
本当によかったです。
母乳相談(母乳外来)の費用
今回の母乳相談(母乳外来)の費用です。
- 初診料:5,000円(税込み)
- 訪問の場合は6,000円(税込み)
- 交通費:0円
- 訪問エリアによって、交通費が発生します。
お支払い方法は、当日お支払い(現金やクレジットカード、QRコード決済等)となります。
サニー助産院にご依頼いただいた理由
今回は、ご依頼者さまの状況が急を要していたので、理由を聞くことができませんでした。
推測では、ご自宅との距離が近いため選んでいただいたのかと思います。
事例紹介
母乳相談(母乳外来)のご利用やご質問をいただいた方の事例・事例をご紹介します。
母乳相談(母乳外来)のよくあるご質問
母乳相談(母乳外来)のよくあるご質問をまとめました。
このほか、サニー助産院でできる産後ケアの質問集を作っています。
ぜひご覧ください。
母乳相談をするタイミング
胸に痛みや違和感を感じたら、すぐに病院や助産院に相談することをおすすめします。
症状や兆候は次の3つです。
- 痛みがある
- 赤くなっている
- 患部が熱くなる
症状が悪化すると触れるだけで痛くなるので、とても辛いと思います。
病院の空いている時間に症状が出れば通院できますが、休日や夜中だと診てもらえるところが少ない上に、赤ちゃんの面倒を見ながらなのでさらに大変です。
あらかじめ病院の診療時間を調べておくことも良いでしょう。
痛みがひどくなる前に、違和感を感じたらまずはご相談ください。
サニー助産院では母乳相談や産後ケアだけではなく、産前(妊娠中)の産後プランニングもサポートしています。
産後プランニングでは、出産後の生活をスムースに過ごすために妊娠中の段階から準備をします。
母乳相談や産後ケアをご検討の際は、まずはお気軽にご相談ください。